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2024年09月05日
この度は、お騒がせしております。加嶋でございます。ご報告致します。私の9月4日の一般質問が新聞記事になりました。その件につきまして、内容の誤謬を懸念し、当日の発言を以下に記して置きますので、お時間のある時に、お読み頂き、ご判断頂ければ幸いです。
【記】
【加嶋は質問する側】
8 月の 2 日の日本海新聞に市民の投稿が掲載されました。その内容は摩尼寺(まにじ)の参拝時にクレー射撃場の発砲音が繰り返し響き、違和感とともにこの因幡中の霊が集まる聖地としてふさわしくない。」というような内容でありました。
また、この摩尼寺の加入している覚寺町内会から地区要望が出ていたようです。摩尼寺での騒音調査を依頼されているような内容ですが、この要望書を提出してから 2 年近く経つ、 今日まで、具体的にどのような動きがあったのか、どのように調査や研究、また対応されたのかお尋ねします。【深澤市長の答弁】
射撃場の発砲音による騒音調査につきましては、本年 7 月 7 日と 27 日に2度、摩尼寺(まにでら)において騒音計を用いた測定を実施しているところであります。
この騒音測定音量は風向きや天候との影響により変化することから、通常時よりも発砲音が多く、発生するクレー射撃大会の開催日を中心に、今後も引き続き測定をすることとしているところであります。それらの測定結果や先進地の事例などを踏まえまして、どのような対策をとることができるのか、研究をしてまいりたいと考えております。【加嶋による再質問】
関連した質問を重ねますけれども、今回の調査結果として法的な基準にも達していないんですが、この大会開催で連続した射撃音が響くとき、などは非常に神経質になってしまうと、摩尼寺の住職からご感想を聞きました。
現状のままであれば豊かな自然環境や、景勝地を楽しみに来られる参拝者の方のためにも、なんとか施設が、共存共栄をしたいけど、どうしたらいいとかわからない、というようなことを率直に言われました。この先進地の事例を私もインターネットで調べたんですけども、神奈川県の伊勢原市であったり、群馬県、隣の兵庫県もこれから新たに手を加えていくみたいですが、防音壁の設置であったり、射撃設備の配置換えですね。その音がどちらに向くかってことで、方向を変えることでも音の向きを変えると思いますので、あとまあ学術的な専門家に見てもらう、そういったことが様々に取り組まれているようでした。このクレー射撃場を運営されている本市については、この摩尼寺や地元住民の方と協議をして、対策委員会などを設置して具体的な改善策を講じてみられてはどうでしょうか。市長の考え方を教えてください。【深澤市長の答弁】
本市には来訪者も含めて多くの方々に愛される豊かな自然環境や景勝地がありまして、この摩尼寺を含むこの貴重な資産を守り、市民の皆様が安心して暮らすこともできるまちづくりを進めていくということは大変重要なことであります。
まずは、摩尼寺をはじめ、周辺住民の皆様のお話を伺いながら、騒音調査を含めた現状把握に努め、その上で射撃場の運用時間や防音設備の設置など、先進地での騒音対策事例なども参考にいたしますとともに、専門家の意見も踏まえまして、効果的な騒音対策を検討してまいりたいと考えております。以上
それでは、引き続きよろしくお願い致します。
鳥取市議会議員
加嶋 辰史